日本の納豆製造を牽引してきた「タカノフーズ株式会社」が、満を持して作った「なっとく!ファクトリー」。茨城県笠間市にあり、2025年4月12日にオープンしました。
納豆製造工場(水戸第3工場)に設けられた「見学ゾーン」から納豆製造を見学できるのが特徴!
納豆好きな人や家族で納豆をもっと知りたい人にぜひおすすめしたい施設です。
タカノフーズってどんな会社なの?

タカノフーズは、1932年創業の納豆製造販売会社である「高野商店」が始まりです。時代を経て、社名は「有限会社おかめ納豆本舗」となり、更には日本初となる近代化工場である小野川工場(現水戸工場)を建設することに成功、生産数を飛躍的伸ばしました。
その後、「タカノフーズ」に社名変更し、納豆研究所も設立。そして、現在では全国に製造工場を建設することで、新鮮でおいしい納豆を毎日供給しています。岡山にも工場があるのが嬉しい限りです。
現在は、納豆だけでなく豆腐の製造販売もされています。
タカノフーズ株式会社の公式サイトはこちら。

おかめ納豆の登録商標を持っているのは、タカノフーズだけなので、あの絵柄はインパクトがすごいですよね。
また、大人気の「すごい納豆 S-903」を2017年に上市し、2025年1月には「賞金総額1000万円S903共通テスト」も開催し、大人気を博しました。筆者は応募しましたが、抽選にもれてしまいテストに参加できず、残念でした・・・。
「すごい納豆 S-903」とは?

タカノフーズが保有する2,200種類以上の納豆菌の中から、免疫をサポートする機能を有する菌を見出して納豆にしたもの(特許番号第5090754号)。
「すごい納豆 S-903」はニオイが控えめで食べやすく、添付する「乳酸菌入りたれ」は免疫をサポートする機能を持つ森永乳業の「シールド乳酸菌🄬」が配合されています。免疫をサポートする納豆菌と乳酸菌のWパワーを合わせることで人気を博しているのは、納得ですね。
「なっとく!ファクトリー」の魅力
「なっとく!ファクトリー」では、工場内に併設された専用の見学コースを回りながら、おかめ納豆の歴史や納豆製造の様子を学ぶことができます。
これまで、タカノフーズでは小美玉市にある水戸工場に設置された納豆博物館で納豆の歴史を学ぶことができました。また、予約すれば工場見学も可能でしたが、工場内を見学するだけで、専用コースからの見学ではありませんでした(現在は工場見学はしていません)。
専用コースから工場見学できるとは、着替えなども不要で、とても嬉しいですね。うなぎパイファクトリーの工場見学のイメージです。
工場見学ツアーには予約が必要
「なっとく!ファクトリー」ではなく、工場内にある「なっとく!マーケット」(直売所)やフォトスポットを自由見学する場合は予約は不要ですが、10人以上の場合は電話連絡が必要です。
ただ、「なっとく!ファクトリー」(工場見学ツアー)で工場を見学する場合は、営業日で3日前までに予約が必要なので、忘れないようにしましょう!
内容 | 納豆製造工場見学および映像視聴 |
対象年齢 | なし(小学生以下は保護者同伴) |
費用 | 無料 |
人数 | 1人~30人(1回に30人まで) |
実施日 | 予約サイトを確認のこと |
時間 | 1日2回(10:00~/13:30~) |
連絡先 | 0120-667-710 |
所在地 | 茨城県笠間市長兎路1320番2 |
開館時間 | 9:30~16:00 |
休館日 | 毎週水曜日、年末年始 |
なお、見学における注意事項などは、以下のページにて確認してください。
「なっとく!ファクトリー 施設概要 2025年4月12日OPEN」
「なっとく!ファクトリー」で納豆について納得しよう
納豆作りを工場見学や映像視聴で学ぶことができるので、納豆のことをしっかり理解できるでしょう。
「なっとく!ファクトリー」という名前には、納豆を「なんとなく」ではなく、「納得して理解してほしい」との願いがこめられているそう。
さすがのネーミングセンスだなと思いました。これまでも斬新なネーミングの商品が多く、インパクトが強いのが「おかめ納豆」ブランドの特色ですから。
納豆のことを歴史から知りたい人は、小美玉市にある納豆博物館にも行けば、あなたも納豆博士になれるかも!