【徹底解説】納豆で『幼児期までの健康リスク低減』が期待できる理由!

  • 2022年12月31日
  • 2023年11月19日
  • 納豆

みなさんは、なぜ納豆がこれほどまでにもてはやされているのか、不思議に思ったことはありませんか?

納豆がもてはやされる理由は、『とにかく身体によい』ということです。

本記事では、納豆を食べることで『幼児期までの正常発育』が期待される理由について徹底解説します。

『自分だけでなく、赤ちゃんや乳幼児の成長や健康も考えたい』

『今日から納豆を毎日食べよう!』

『健康寿命を延ばしたい』

本記事を読んだ方が、上記のように考えて、毎日の食事に納豆を加えてくだされば幸いです。

納豆を食事に取り入れるメリット

納豆を食事に取り入れるメリットは、下記のとおりです。

  • 『身体によい』
  • 『自然食/発酵食品である』
  • 『食品として安全である』
  • 『おいしい』
  • 『安い』
  • 『手軽』

すごいメリットばかりですよね。

これだけ人にやさしく、健康維持に役立つ食品は他に類を見ませんよね

1人につき、1日1パック(3パックで120円なら、1人分はたったの40円)で十分な健康維持が期待できるのです。これは試さないと損ですよね?
ぜひ、今日から納豆を試してみてくださいね!

納豆の健康効果については、以下のまとめ記事をご覧ください。

まとめ記事『【納豆のすごい効果のまとめ】健康維持に役立つ理由を徹底解説!

胎児期から幼児期における健康リスク低減作用

妊娠中の母親が毎日納豆を食べることで、胎児先天異常リスク低下、新生児メレナなどの予防につながることが報告されています。

また、妊娠中の母親が納豆を高頻度で食べることにより、5歳時点での多動問題リスクが低下することが確認されており、今後の研究結果が待ち遠しいです。

葉酸による胎児先天異常リスク低下

納豆を毎日食べることによって摂取できる葉酸が胎児先天性異常リスク低下に寄与します。

野菜不足の食生活による葉酸摂取不足は、葉酸を豊富に含む納豆を食べることで改善できます。

胎児の脳神経系の発達には、葉酸が欠かせない。特に妊娠初期には必須な栄養素である。
納豆1パック(40g)には50μgの葉酸が含まれるため、1日に必要な400μgの1/8量を摂取可能。

新生児メレナおよび突発性乳児ビタミンK欠乏出血症の予防

以下の理由から、納豆を毎日食べることで摂取できるビタミンK2が新生児メレナおよび突発性乳児ビタミンK欠乏出血症の予防に寄与します。

胎児の腸には腸内細菌はおらず、ミルクを飲み始めた新生児の腸にもまだ腸内細菌は少ないため、腸内細菌によって作り出されるビタミンK2が少ない。そのため、出血が止まりにくい状態となり、新生児は全身の至る部分で出血しやすくなる(突発性乳児ビタミンK欠乏出血症)。
特に一番出血しやすいのが、消化官の粘膜である。まれに誕生数か月以内に頭蓋骨内で出血がおこり死に至ることもある。
ビタミンKは胎盤を通過しにくく、母乳にはあまり含まれないため、納豆や野菜(主に青菜類)をあまり食べない母親が母乳だけを与えていると新生児メレナの発症率は上昇する。そのため、妊婦さんは、できるだけビタミンKを含む食品を摂取することが大切となる。
納豆は1パック40gで0.24mg程度のビタミンK2を含有すること、ビタミンK2は肝臓に蓄積されることから、妊娠中に毎日1パックの摂取である程度の予防が可能になると考えられる。
最近では、予防のためビタミンKシロップ等を与えるようになったことから、新生児メレナや突発性乳児ビタミンK欠乏出血症の発生率は低下している。
参考資料
 新生児および乳児ビタミンK欠乏性出血の予防,真木正博,昭和63年度厚生省心身障害研究 新生児管理における諸問題の総合的研究食事差(納豆摂取および非摂取)による臍帯血プロトロンビン活性の差異 ,大友公一ら,日本産科婦人科学会雑誌,1982,34巻8号 ,1248プロトロンビン活性の母児相関に関する研究,大友公一,秋田医学,1988,15,519-530

5歳時点での多動問題リスク低下の理由

5歳時点での多動問題リスク低下の理由
イラストAC
https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=22189651

2022年5月に発表された愛媛大学のニュースリリースでは、妊娠中の大豆摂取が生まれた子の多動問題と仲間関係問題に予防的であり、妊娠中の納豆及びイソフラボン摂取が子の多動問題に予防的であることを示す研究成果を世界で初めて発表したとのことです。

以下の理由から、納豆摂取が5歳時点での多動問題リスク低下に寄与すると考えられています。

妊娠中の総大豆摂取が多いほど、5 歳児における多動問題及び仲間関係問題のリスクが低下していました。大豆製品ごとの解析では、妊娠中の納豆摂取が多いほど、多動問題のリスクが低下しました。
同様に、妊娠中のイソフラボン摂取が多いほど、多動問題のリスクが低下しました。豆腐、大豆の煮物、みそ汁の摂取は情緒問題、行為問題、多動問題、仲間関係問題、低い向社会的行動とも関連がありませんでした。
つまり、大豆製品の中で、大豆の納豆菌発酵物である納豆だけが多動問題のリスクを低下させたということになります。

このことは、イソフラボン以外の納豆の独自成分にも効果があると推測できます。今後の研究で理由が判明することを祈ります。

参考資料
 Maternal consumptionof soy and isoflavones during pregnancy and risk of childhood behavioral problems: The Kyushu Okinawa Maternal and Child Health Study,Miyake Y,et al., Int J Food Sci Nutr. ,2021, Apr 1:1-10. ニュースリリース:妊娠中の大豆、イソフラボン摂取が幼児の多動問題等に予防的論文発表 (ehime-u.ac.jp)

まとめ|納豆は妊婦さんには特におすすめです!

ビタミンB2、葉酸、ビタミンK2などを多く含む納豆は、特に妊婦さんに必ず食べて欲しい食品です。

子供の健康や健全な発育のために、ぜひとも妊婦さんは納豆を毎日摂取してくださいね!

もちろん、妊婦さんや世の中の女性にはご自身の健康維持のためにもぜひ納豆をおすすめします。

ただし、ワーファリンなどの『ビタミンKに関連する血液をサラサラにする薬』を服用されている方は、薬の効果を弱めるため、納豆は食べないでください。
ワーファリン以外の薬に代替できるかどうかをかかりつけのお医者様にご相談ください